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4月23日説教のポイント

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「永遠の平和をたずさえて」
~復活の主イエスの語った言葉、その一~

聖書 ヨハネによる福音書 第20章19節~31節 

                         伝道師 三輪恵愛

①まず人間の悲惨を知る、キリストにある現実的な平和の尊さのために。

恐れのあまり外に出ることができない弟子たちにとって、復活のイエス様のお姿が見えたことは、なによりも喜ばしいことだったでしょう。しかしイエス様は十字架の苦しみのしるし「手とわき腹」をお見せになり、それから「あなたがたに平和があるように」と言われます。聖書が語る平和は、なにかと比べたうえでわかる相対的なものではなく、「キリストによる神の赦し」だと明確に語ります。ですから「人間の罪の悲惨」を見て、「なぜ人間はこのようなことをしてしまうのだろう」と問うことから、赦しの尊さへと導かれはじめます。弟子たちは十字架のもとにある赦しに喜び、聖霊によって平和をたずさえて戸口の外へと遣わされます。

「疑うこと」は良くないこと?そこから問いと理解に導かれます!

そこに居合わせなかったトマスは、疑い深い性格の持ち主だったのでしょうか。トマスの姿は、復活という人間の理性を超えた出来事に向けられ03042734thomasる、人間ならば持ち得る姿を示しています。そして、そのような確かめたいトマスを、イエス様は決して退けません。手とわき腹の傷跡を、見るだけでなく触ったトマスは他の弟子にさきがけて「わたしの主、わたしの神よ」と明白な信仰告白に導かれました。「見ないで信じるものは幸せです」、トマスのあとに続く信仰者は皆、見ることなく信じるものとされていきました。そうです、後の教会の信仰者は皆「幸いな人たち」として祝福されています!

③教会はキリストのもとにしかない平和を告げる。

 聖書にある御言葉のみが、主を知り新しい命に生きる教会を形作りました。聖書の目的は、救い主を信じて、新しい命に生かされる教会の形成に集中しています。したがって、復活のイエス様が弟子たちを世に遣わそうとするこの出来事は、人間の悲惨のもとへ、平和をたずさえていく教会の本質を示しているのです。死も分かつことの出来ない、復活の主が約束される永遠の平和をたずさえて、遣わされようではありませんか!

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