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2月11日説教のポイント

「輝ける愛の光よ」

聖書 マタイによる福音書第171-9

       伝道師 三輪恵愛

①ペトロの誤解で明かされる要点:「わたしの愛する子、これに聞け」

  この日、三人の弟子たちとともに高い山に登られたイエス様は「太陽のように輝いたと」福音書は伝えます。それだけでも不思議なことですが、あの旧約聖書にでてくる大人物たちがイエス様と語り合っていました。律法を受け取ったモーセと預言を語ったエリヤ。どちらもビッグネームです。ペトロにしてみれば「やはりわたしの先生はすごかった!あのモーセやエリヤと同じくらいの人なのだ、すばらしい!」。三つの小屋を建てましょうと言いますが、それは誤解でした。「わたしの愛する子、これ(単数)に聞け」イエス・キリストはモーセ、エリヤ以上の方でした。光り輝く雲からの声は、ペトロの誤解を諭すように響き渡ります。

②イエス様の輝きはすべてを照らして赦す愛の光

  弟子たちは、この響き渡る雲の声に、恐れをいだきひれ伏します。古来、神の声と臨在に直接触れた者は「死ぬ」と言われていました。モーセが十戒を手渡されたとき共同体は「わたしたちが神の声を直接聞くことがないように」と懇願し、エリヤが異教の預言者と対決したとき、神は逆らう者たちに容赦をしませんでした。まったく正しいお方の恐ろしさは、罪と過ちに生きる人の歩みを光のもとに明らかにします。律法を語り、預言によって人の罪を裁くばかりでは、だれも面をあげることはかなわなかったでしょう。弟子たちが恐れひれ伏したように、隠したいことを、胸の内に抱えて身を縮めるしかなかったのではないでしょうか。

③「復活するまで話してはならない」復活のあと、弟子たちは語り始めた

  「起きなさい。恐れることはない」、そういって弟子たちに触れてくださるイエス様。顔をあげると、モーセとエリヤの二人は消えていました。まるで、律法と預言の完成は「救い主キリストよ、あなたに委ねた」と言わんばかりに。太陽のように輝くイエス様の光でした。この光は律法や預言によって人の過ちを明らかにするばかりのものではありません。正しくないもの、隠してしまうようなことがあるなかで、「起きなさい、恐れることはない」と手を触れてくださるイエス・キリストの御言葉の光は、わたしたちの慰めと励ましになります。明らかにするだけではなく、十字架と復活の希望のもとに赦し平安を与えるために。「復活までは語ってはならない」と言われた三人、こうして今語り継がれているということは、復活ののちは、大いにこの不思議な出来事を語り継いでいったのでしょう。イエス・キリストの愛の光に罪を赦されたものとして。

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