8月12日説教のポイント
「愛の言が溢れてくる」
聖書 エフェソの信徒への手紙第4章25節-第5章2節
伝道師 三輪恵愛
1.難しいからこそ繰り返し聖書に聴く「神の愛」
「神は愛なり(ヨハネの手紙一4:16)」が示すように、聖書は愛を繰り返し語ります。しかしわたしたちは愛に悩みます。どう語ればよいのか、どう行えばよいのか。もともと日本においては馴染みが薄い「愛」という言葉。今日与えられた御言葉には、愛をどのように行い、また語ればよいか、その糸口が紹介されているようです。
2.「親切」、隣の人はなにを求めているのだろう?
「怒っても日が暮れるまで」「盗んではいけません」「人を造り上げる言葉を」と、実践できそうな言葉が並びます。そのあと30節では「神の聖霊」とあります。善い行いは人の目に映すことも出来ますが、大切なのは真心。「神が共にいる」ことの証しである聖なる霊は、信じる者たちをつなげる絆でもあります。「親切(32節)」とは「相手にぴったり合わせる」という意味の言葉です。愛に控えめですから、伝わるかどうか足踏みします。しかし勇気を出して!聖霊が仲立ちをしてくださいますから、委ねつつ小さなところから始めてみませんか?
3.神の子は、親である神を真似しながら愛を覚える
神の子はキリストだけではありません。造り主である神様は子供たちであるわたしたちをこよなく愛しておられます。子は親を真似るものです。「いけにえとして5:2」御自分をささげたキリストの十字架は難しくとも、イエス様が示された「相手の求めに合わせる姿」を真似ることはできるのではないでしょうか。弱さを励まし、悲しみに寄り添う「キリストの言による愛」が溢れるように、聖なる霊は教会を造り上げてくださいます。
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