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12月30日説教音声とポイント

「少年イエスよ、何処」

聖書 ルカによる福音書第241-52 

伝道師 三輪恵愛

1.「どこかにイエスはいるだろう」という距離感のなかで

 ユダヤの祝祭でももっとも盛大に祝われる過ぎ越しの祭り。エジプトから神様が救い出してくださった記念の祭りです。村ぐるみで、「都に上る歌(詩編120篇以降)」をみんなで歌いながら、主を賛美してエルサレムに上ります。さて七日間の盛大な祭りが終っての帰り道。マリアもヨセフも「たぶん、うちのイエスはどこかにいるのだろう」と思いながら、一日の旅路を進んでしまいました。休むころになって、ようやく気付きます。盛大な祭りの後の帰り道。イエス・キリストとの距離感が生まれる頃に、一緒にいないことに気づく道中。御言葉は、共におられるお方がいないことに気づき、心配して捜し回る時を示します。

2.「心配して捜し回った」そのあとに、見た様子は

「神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり、質問したりしておられるのを見つけた。聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。」

「まるで神童!」「いやいや、神の子だから」、学者の真ん中に座って御言葉を語り、また聴き、問い、受けて応える姿は12歳のそれとは思えません。あたかも、その場所がみ言葉を中心にしている神殿、「父の家」でもある、今の教会を示しているかのようです。イエス・キリストを見失った人たちが、そこで見出すことになりました。「そうか、イエス様との距離感が生まれてしまったときこそ、教会に来れば、またお会いできるのかな」と思わされるところです。

3.ナザレに下って、仕えてくださる「神と人とに愛される」少年イエス

そのイエス様が「一緒に下って行き、ナザレに帰り」、捜していた人たちに仕えてくださいました。「神と人とに愛され」、成長していかれるお姿に、心地よい響きを聴きます。「神と人に愛される生涯」を、わたしたちもイエス・キリストと共にいながら過ごしたいと、臆することなく願うべきではないでしょうか。キリストの出会いは教会にもあり、また生活の現場に一緒に下って仕えてくださるなかにも起こされます。そのための、「心配して捜し回る」きっかけになるならば。一年に一度の盛大な祭りのあと、多くの人々の心のなかに迎えられた御子イエス・キリストが、旅路と共におられますよう祈ります。

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