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2月3日説教音声とポイント

「福音が満たされるとき」

聖書 ルカによる福音書第416-30

伝道師 三輪恵愛

1.故郷ナザレの会堂で説教をされるイエス様と、喜ぶ人たち

イエス様が公生涯に出られたのは「およそ30(3:26)」と記されます。ユダヤ社会では、30歳は祭司としての務めに就くことができる歳(民数記第14)、また人格が充分に成熟した年齢と言われていました。「ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。神と人に愛された(2:51-52)とあるように、ナザレでは可愛がられながら、ほかの子供達と一緒に成長されたのでしょう。その子が立派な姿になって故郷に戻ってきたわけです。「会堂で教え、皆から尊敬を受けられた(4:15)ナザレの会堂の講壇に立ち、イザヤ書から説教されるお姿に人々は喜んだでしょう。「この人はヨセフの子ではないか(22)故郷の誉れです。

2.崖から突き落とそうとするナザレの人々に、聖書の言葉が実現したのか?

「『医者よ、自分を治せ』、いろいろなことを郷里のここでもしてくれ」と言うに違いない(23)。「これからも恵み深い言葉を語ってくれないだろうか」と、期待を寄せる人々。ところがイエス様は聖書を二箇所引用しながら「わたしは故郷に過ごすあなたがたのために遣わされたのではない」と語り続けます。憤慨した郷里の人々は崖から突き落とそうとするのでした。恐ろしい殺意です。「どうして?聖書の言葉が実現したのでは?」イザヤ書の言葉が実現したのならば、ナザレの人たちがこれほど憤慨するでしょうか。しかし「遣わされたのは、捕らわれている人たち、目の見えない人たち、圧迫されている人たち」。耳にしたのは「今日のナザレの人たち」であっても、遣わされる先はただ喜ぶばかりのナザレの人たちではなかった、ということになります。

3.「遣わされている人は誰?」神の御心に適う時、福音が真実に満たされる

「恵み深い言葉をたくさん聞いて、喜び続けてもいいのでは?」しかし「聖書の言葉が実現(満たされる、完成とも訳される)する」ためには「何から捕らわれているのか、何が見えないのか、何に圧迫されているのか」をまず知ること。真実の姿を知ってこそ福音が聞こえてくるのです。その人達こそ、恵み深い言葉を聞くべき人なのですから。ここへ至り福音は、真実の意味で満たされます。


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