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2020年11月8日主日礼拝

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(YouTube動画のリンクは、ライブ配信終了後、説教音声ファイルに差し替えられます)

前奏
招詞 詩編第78編1-4節
讃美歌 16(1,3,5節)
主の祈り
交読文 詩編第70編(交読詩編75p)
讃美歌 56
聖書 マタイによる福音書
第25章1-13節(新49p)
祈 祷
讃美歌 573(1,3,4節)
説教『みんなで共に迎えたい』
祈 祷        三輪恵愛牧師
讃美歌 520
献金
頌栄 26
祝祷
報告
後奏

※使用される聖書と讃美歌
 日本聖書協会『新共同訳』
 日本基督教団出版『讃美歌21』

マタイによる福音書第25章1-13節

1「そこで、天の国は次のようにたとえられる。十人のおとめがそれぞれともし火を持って、花婿を迎えに出て行く。 2そのうちの五人は愚かで、五人は賢かった。 3愚かなおとめたちは、ともし火は持っていたが、油の用意をしていなかった。 4賢いおとめたちは、それぞれのともし火と一緒に、壺に油を入れて持っていた。 5ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆眠気がさして眠り込んでしまった。 6真夜中に『花婿だ。迎えに出なさい』と叫ぶ声がした。 7そこで、おとめたちは皆起きて、それぞれのともし火を整えた。 8愚かなおとめたちは、賢いおとめたちに言った。『油を分けてください。わたしたちのともし火は消えそうです。』 9賢いおとめたちは答えた。『分けてあげるほどはありません。それより、店に行って、自分の分を買って来なさい。』 10愚かなおとめたちが買いに行っている間に、花婿が到着して、用意のできている五人は、花婿と一緒に婚宴の席に入り、戸が閉められた。 11その後で、ほかのおとめたちも来て、『御主人様、御主人様、開けてください』と言った。 12しかし主人は、『はっきり言っておく。わたしはお前たちを知らない』と答えた。 13だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」

 

説教幸福なしもべたち三輪恵愛牧師

1.「賢い五人のおとめたちは祝宴に招かれる」その生き方に倣えば良いのか?

 とどまることのないその流れのただ中に、主なる神さまは決定的な出来事を起こされます。だれにも、その時を知ることは出来ません。「花婿だ。迎えに出なさい(6)闇を裂く叫び声。しかし油壷を備えていた賢い五人のおとめたちは、ともし火を整えて祝いの祝宴へと入っていきます。ともし火を掲げる務めを大切にしていたからです。一方で、備えを怠った愚かなおとめたちは祝宴に入れません。このイエスさまのたとえ話を聞く限りでは、賢い五人のおとめたちの生き方が推奨されているようにも聞こえます。「天の国は次のようにたとえられる(1)、愚かなおとめたちの生き方では天の国に入ることはできない。イエスさまははっきりとそう語っておられます。

2.「目を覚ましていなさい」眠ってしまった十人のおとめたちは皆、同じ

では、わたしたちは、賢い五人のおとめたちの生き方に倣えば良いのでしょうか。しかしイエスさまが求めておられる生き方はこうです。「だから、目を覚ましていなさい。あなたがたはその日、その時を知らないのだから(13)。賢い五人のおとめたちに倣うことを奨めるならば「油をいつも備えていなさい」と諭されるはずです。しかしそうではないのです。「目を覚ましていなさい」と言われるのです。賢い五人のおとめたちも、愚かな五人と一緒に寝てしまいました。目を覚ましていなかった点では、賢い五人も愚かな五人も同じです。そこに主は「それでよいのか」と問われます。

3.希望のともし火を掲げて。神の時を共に迎えるものたちの備え

 主は、十人が五人と五人に別れてしまい、一方が天の御国に入りながらも、もう一方が入れないことを良しとされているのではないのです。ともし火を掲げ続け、みんなで共に神の時を迎えてほしいのです。だから「目を覚ましていなさい」と命じられるのです。このおとめたちは、ともし火を掲げつづけることを務めとして与えられました。それは主が起こされる時を待ち望み続ける信仰の光です。いつ訪れるかわからない神の時が至ったその瞬間まで、信仰を希望とし、光を掲げつづけるためです。神の時を待つ群れが五人と五人に、入れるものと入れないものに別れたままでよい、ということではありません。信仰のともし火を明々と掲げ、天の御国に入っていく時を、みんなで共に待つのです。誕生、出会い、成長、病、結婚、死別。教会は神の出来事が起きる瞬間を共に分かち合います。「目を覚ましていなさい」祈りはともし火の油です。その時に備え、祈りの油を信仰のともし火に注ぎ続けましょう。みんなで共に

 

 

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