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2020年12月20日クリスマス礼拝

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(YouTube動画のリンクは、ライブ配信終了後、説教音声ファイルに差し替えられます)

前奏
招詞 イザヤ書第9章5-6節
讃美歌 83
主の祈り
信仰告白 日本キリスト教会信仰の告白
讃美歌 270(1,2,3節)
聖書 ルカによる福音書
第2章8-21節(新103p)
祈 祷
讃美歌 248
説教『ここにある平安』
祈 祷        三輪恵愛牧師
讃美歌 271(1,3,4節)
入会式
聖餐式 
讃美歌 81
献金
頌栄 25
祝祷
報告
後奏

※使用される聖書と讃美歌
 日本聖書協会『新共同訳』
 日本基督教団出版『讃美歌21』

ルカによる福音書第2章8-21節
8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。 12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
15天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。 16そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 17その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 18聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 19しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。 20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
21八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。

説教ここにある平安三輪恵愛牧師

1.事実のみがじつに簡潔に記される、イエスさまのお生まれの瞬間

 ルカによる福音書が伝えるイエスさまのお生まれの周辺は賑やかです。天使ガブリエルの降臨、男の子の出産を約束される老夫妻、受胎告知、エリサベトの祝福とマリアの賛歌、沈黙を解かれたザカリアの預言。そして羊飼いたちがやってきて、イエスさまを見つけた喜びに満たされて帰って行きます。天使の言葉、賛歌、預言、喜びと、特別な出来事に満ちています。それに比べイエスさまが生まれたその瞬間はじつに静かです。「月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた」一人の赤ちゃんがそこで生まれたという、ただその事実のみが記されています。

2.その時代に生きる人として当然の生き方をする夫婦に、赤ちゃんが生まれる

 なにか特別なことはないでしょうか。直前にはローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスの名が記されます。「住民登録をせよ」との勅令は為政者の抑圧のようにも聞こえます。ただし住民登録は先祖代々の土地の所有を登録する手続きです。土地権が証明される恩恵もありました。若い夫婦の旅の苦労を偲び、不憫に感じてみましょうか。しかし「宿屋に泊まる場所がなかった」ということから、彼らが宿泊を次々と断られ馬小屋に行きついたというストーリーは聖書をもとにした創作です。語られるのは「出産する部屋(『宿屋』と訳される言葉の原意)がなかった」ということのみです。

3.「部屋」で産声をあげて生まれるイエスさま。神さまと人の強い絆のために。

 イエスさまが生まれる瞬間そのものは、わたしたち人間が生まれる瞬間と変わりません。妻の身重を承知のうえで自分の生活のために旅をしていた、その途中でほかの赤ちゃんと同じように誕生を迎えた、それが聖書が語っているイエスさまの誕生の瞬間です。しかし生まれた瞬間が特別なものではなくわたしたちと同じ様子だったと知る時、むしろそこに示されるのは神さまからの強い連帯です。わたしたちと同じように人として生まれた方が、人の始まりから終わりまでを神さまと強く結び付けてくださる。そのためにこの人知れぬ産声は、見通しを立てられない人生から、神に信頼して生きる救いへ招いておられるのです。イエスさまは重荷を下ろすことができる「部屋(カタリュオー「解いておろす」から派生)」で産声をあげました。そこは「重荷を解いて降ろす」ための場所でもあります。旅路の途中、抱えてきたものを下ろせる場所です。神への信頼がわたしたちの奥底、人知れぬ処で小さな産声を上げています

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