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2021年8月22日主日礼拝

(礼拝全体動画)

 

(説教音声のみ〔郡上八幡伝道所〕)

 

聖書:ルカによる福音書第94-50

51イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。 52そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。 53しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエスがエルサレムを目指して進んでおられたからである。 54弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言った。 55イエスは振り向いて二人を戒められた。 56そして、一行は別の村に行った。
57一行が道を進んで行くと、イエスに対して、「あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります」と言う人がいた。 58イエスは言われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」 59そして別の人に、「わたしに従いなさい」と言われたが、その人は、「主よ、まず、父を葬りに行かせてください」と言った。 60イエスは言われた。「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい。」 61また、別の人も言った。「主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください。」 62イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。

説教:『神の国を目指す決意』 三輪恵愛牧師

1.イエスさまは、エルサレムでの十字架の死が近づいたことを悟り決意を固められる

 イエス・キリストは礼拝されるお方です。しかし今日のみ言葉は、イエスさまに「決意を固めなければならない」ことがあったと伝えています。原典に忠実な聖書は「しっかりと顔を向ける」と訳します。それは「天に上げられる時期が近づいた(51)」からでした。「イエス・キリストがエルサレムで天に上げられる時期」には、十字架の死、復活と昇天が言い含められています(ルカ福音書第23章)。イエスさまはご自分の死を悟りながらも、しっかりその死に顔を向け、決意を固められたということなのです。

2.三人の人たちが「従う」という点で諭されているみ言葉から、決意の意味を知る

 続く57-62節では、三人の人たちが「イエスさまに従うとは?」という一点においてそれぞれの姿を伝えます。一人目、「どこへでも従って参ります(57)」と語る人にイエスさまは「人の子には枕するところもない(58)」と言い、従うことの厳しさを語ります。しかし同時に、本当に「枕するところ(身を横たえるところ)」は地上にはなく、イエスさまが決意をもって向かうところでこそ、平安に休めるということでもあります。二人目、「主よ、まず、父を葬りに行かせてください(59)」と言う人に、「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい(60)」と言われます。これは「家族の葬りに行ってはならない」ということではありません。死のなかに死しか見出せない境遇にあっても、「神の国にしっかりと顔を向けていなさい」との励ましです。三人目「従います」と言いながら後ろを振り向く人に「神の国に相応しくない」と言われます。家族や家、故郷など地上のことを振り返るのではなく、神の国にしっかりと顔をむけ、決意を固めて歩んでいきなさい、と諭しておられるのです。

3.イエスさまは決意を固める。従う者たちが神の国に顔をむけ、生きていくために

 このように、決意を固められたあと、ご自分に従おうとする人々に真実を語られるイエスさまの御姿が、今日のみ言葉には記されています。イエスさまの決意は、天にある神の国へとしっかりと顔を向けているものです。それは、まことの神でありながら、同時にまことの人である(「日本キリスト教会信仰の告白」参照)このお方が、わたしたちの決意を支えてくださるためなのです。「天に上げられる時期」を悟り、死では終わることのないエルサレムでの十字架へ。わたしたちにも「天に上げられる時期」があります。その時まで、わたしたちが神の国を目指して生きる決意を支えてくださるために、イエスさまご自身が顔をしっかりと神の国へと向けて、共に歩んでいてくださるのです。

 

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