岐阜教会の歴史と成り立ち
私達の教会と信仰
私たちの教会「日本キリスト教会 岐阜教会」は、聖書が伝える神を唯一の神と崇めるプロテスタント教会です。 その基は、明治時代の初期に宣教師達によって日本に伝えられ、1891年岐阜市に設立されました。私たちが信じる唯一の神は主イエス・キリストに顕示されています。主イエス・キリストこそ私たちの信仰のすべてです。このことを、私たちの教会は毎礼拝ごとに信仰告白しています。
私たちの日本キリスト教会 岐阜教会と同じ信仰の教義を持つ「日本キリスト教会」に属する教会は全国に137教会あります。この教義は日本キリスト教会「信仰の告白」文に集約されています。



私達の教会は日本キリスト教会に所属し、全国の137の教会とともに福音の宣教に仕える改革長老派の教会です。礼拝を重んじ、聖書から神の言葉を聞き、イエス・キリストの十字架の福音を述べ伝え、信徒の交わりを大切にしてきました。
教会の運営は、牧師と教会総会で選挙される10名の信徒(長老)によって構成される小会によって行われます。またおなじく総会で選挙される10名の信徒(執事)が、牧師、長老を補佐して、教会の実務の多くにあたります。礼拝においても、長老と執事が司会、祈り、献金の奉仕などにあたります。日曜学校にも、多くの信徒が子供たちへの福音宣教にながく奉仕しています。
教会では、小会のもとで伝道委員会、礼拝委員会などの委員会を組織して、長老、執事、信徒が一緒になって、教会の具体的な奉仕にあたります。
教会には、青年会、婦人会、壮年会という部会を設けて、信徒の交わりが豊かになるように、第3聖日の礼拝後に例会を持ち、共通する課題を一緒に考え、交わりをもっております。教会員の住いは広がっていますので、いくつかの地区会に分けて集会をしたり、交わりをしています。
私達の教会は、近畿地区の日本キリスト教会の集まりである中会に所属して、福音宣教に一緒になってあたり、さらに全国の教会の集まりである大会に所属しています。毎年開かれる中会の会議、大会の会議には、牧師と小会を代表する長老1名が出席して、協議にあたり、日本キリスト教会が運営されます。
岐阜教会128年のあゆみ
当教会は、1891(明治24)年7月20日、日本基督教会岐阜講義所として岐阜市に開設されたプロテスタントの教会です。
この間、1935年1月10日には、教会堂建設特別記念礼拝を開き、賀川豊彦氏が説教を担当され、多くの岐阜市民の方々が来聴されました。
また第二次世界大戦の折には、牧師や会員の応召もあり教会も苦難を強いられ、岐阜空襲で教会堂が消失という打撃を受けました。
戦後、教会堂は木造で再建されましたが、1977年12月11日、現在の会堂が建築されました。1980年11月9日には、県内では唯一のパイプオルガ ンを設置し、素晴らしい音色のもと礼拝が行われています。
礼拝では教会員のオルガン奏者が交代で奏楽 を担当しています。なお、毎年国内外のオルガン奏者を招いてのオルガン演奏会は延べ24回を数えましたが、市内各所にオルガンの設置が見られるようになったこともあって今は開催していません。
1991年7月21日(日)には岐阜教会創立百周年記念礼拝及び感謝会を開催し、主イエス・キリストの父なる神様の御言葉を福音として、一世紀以上にわたり岐阜市において語り続けて来れたことを感謝いたしました。
岐阜教会に奉仕された歴代牧師は、次の方々です。
南小柿州吾、外村義郎、奥平 浩、飯島弥太郎、冨田諒吉、飯島誠太、小辻節三、坂野竜雄、渡辺亀爾、黒田四郎、石黒寅亀、浅倉重雄、大久保典子、加藤和久、檜山 聡、佐藤 実、多田 滉、三輪恵愛、山本 盾(現在)